合気道とは
合気道(あいきどう・合氣道)は、植芝盛平開祖が日本古来の柔術・剣術など多くの武術の奥義を極め、苦心修行の結果、独自の精神哲学で作り上げた新しい(大正末期から昭和前期頃)武道です。
植芝盛平翁は、合気の神髄は和合の精神であるといい、「合気とは敵と闘い、敵を破る術ではない。世界を和合させ人類を一家たらしめる道である。すなわち、合気道の極意は、おのれを宇宙の動きと調和させ、おのれを宇宙そのものと一致させることにある。修行者は、このことを日常の鍛錬を通して悟るべきである。」と、説いておられます。すなわち、合気道では、敵を倒すための技を鍛錬するのではなく、自分自身の気を稽古によって練り、自己の心身鍛錬を目標とします。
合気道 祥平塾道場長
菅沼守人師範
菅沼守人先生は、植芝盛平開祖の最後の内弟子で、合気道八段。
全日本合気道連盟理事、福岡県合気道連盟理事長、NPO法人合気道祥平塾理事長を務められています。
1970年に「合気会本部道場」より九州に派遣され、1977年に合氣道祥平塾道場を開設。祥平塾の名は、合気道開祖植芝盛平翁と二代目道主植芝吉祥丸先生の一字ずつを頂き命名されました。祥平塾は福岡市に本部を置き、国内では九州・西日本を中心に、欧州やカナダ、イスラエル、中国などの海外でも活動の輪を広げています。
菅沼守人先生は書道や禅の修業も積まれ、「今 ここを いきいきと生きる」を目標として掲げて、合気道を通した「健体康心」を作り上げることを実践し、指導されています。
合気道 鹿児島祥平塾
2019年6月、代表の豊倉洋一が美佳とともに鹿児島で菅沼先生の合気道を広めるべく道場を開設。菅沼先生より「鹿児島祥平塾」の名前を頂き、「健体康心」を掲げた合気道を求める。
副代表 豊倉美佳
合気道五段
豊倉(旧姓門奈)美佳は福岡県出身。
九州大学合気道部OG。洋一の二年後輩。就職のために上京し、同じく「横浜祥門会」の設立にも携わり、そこで稽古を継続。その後、結婚。ともに合気道の稽古を続けてきた。
2019年、洋一とともに「鹿児島祥平塾」を設立。
合気道の他に杖道四段、太極拳初段。
「菅沼先生と先生の合気道にご縁を頂けて感謝の思いで一杯です。これから、ここ鹿児島の地で新しく出会う方々と楽しく稽古していきたいです。よろしくお願いします。」
代表 豊倉洋一
合気道六段
鹿児島県出身。
学生時代、福岡の九州大学合気道部に入部し菅沼先生に出会う。
就職で福岡を離れ上京してからも、菅沼先生の合気道、生き方を目指して稽古する「横浜祥門会」にてその設立時から稽古を続けてきた。(途中海外赴任に伴い8年間アメリカにいたが、そこでも合気道の稽古は継続)
2018年に会社退職後、2019年鹿児島に帰省し、当道場を開設。
合気道とともに、古武術由来の「腱引き」施術技術も習得し、心身不調の方への施術も行っている。(→下記リンク参照)